「年に一度の性別変更」 - 新自己決定法の背後にいるのは誰か?

“Changing gender once a year”. Who is behind the new self-determination law?

odysee KlaTV-English 2022年10月26日より。

ハイライト:

  • ドイツの法律、年内成立の見通し

  • 年に一度、誰もが自分の意思で性別登録と名前の変更ができるようになる

  • 男女の役割を変えるためのプログラムは何十年にもわたって実施されてきた

  • その意図するところは、人口を減らすことである

“Changing gender once a year”. Who is behind the new self-determination law?

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00:00 Changing gender once a year. 年に一度の性別変更。
00:03 Who is behind the new Self-Determination Law. 新自己決定法の背後にいるのは誰か?
00:08 The German Minister for Family Affairs, Lisa Paus, and the Minister of Justice, Dr. Marco Buschmann; ドイツ家族省大臣リサ・パウスと法務大臣マルコ・ブシュマン博士が、
00:14 presented the key points for the new Self-Determination Law on June 30. 6月30日に新自己決定法の要点を発表しました。
00:19 The law is to be passed by the end of this year. 同法は年内に成立する予定です。
00:21 It replaces the Transsexual's Law of 1980. この法律は、1980年に制定されたニューハーフ法に代わるもので、
00:26 The novelty of this law is that now, once a year, everyone can have their gender registration and name changed on their own accord. 目新しい点は、年に一度、誰もが自分の意思で性別登録と名前の変更ができるようになることです。
00:35 Psychological and medical reports are no longer mandatory. 心理学的、医学的な報告も義務づけられなくなりました。
00:38 This means that in future, anyone older than 14 can change their gender entry and name by self reporting. つまり、将来的には14歳以上であれば、誰でも自己申告で性別の記載と名前を変更することができるようになるのです。
00:46 Adolescents under the age of 18 will still need the approval of their parents. 18歳未満の青少年は、これまで通り両親の承認が必要です。
00:50 However, if the parents do not consent, the government is planning legal options for teenagers. しかし、親の同意が得られない場合、政府はティーンエイジャーのための法的な選択肢を計画しています。
00:58 Political scientist Uwe Steinhoff has studied the contents of the new draft laws in detail. 政治学者のウーヴェ・シュタインホフは、新法案の内容を詳細に研究しました。
01:03 He has found that genital altering surgical procedures are clearly included in the plans; 彼が発見したのは、性器に手を加える外科手術が計画に明確に含まれており、
01:10 and can also be enforced against the will of the parents via family courts. 家庭裁判所を通じて両親の意思に反して強制することも可能である、ということです。
01:15 Quote from a June 2020 draft of the law; 2020年6月の法律案から引用します。
01:20 "If the persons entitled to custody refuse their consent, the family court shall replace the consent." 「親権者が同意を拒んだ場合、家庭裁判所がその同意に代わるものとする。」
01:27 Likewise, for hormone treatment, neither the consent of the parents nor that of the Family Court is required, as the draft explicitly states under Amendment 3. ホルモン治療についても同様に、親の同意も家庭裁判所の同意も必要ないことが、「改正3」で素案に明記されています。
01:37 Numerous doctors are critical. これについては、多くの医師が批判しています。
01:39 They warn that in the future, thousands of teenagers without a stable identity, but encouraged by the new ID card in their pocket; 将来、何千人ものティーンエイジャーが、安定したアイデンティティを持たず、ポケットの中の新しいIDカードに後押しされて、
01:47 will also demand and push through medical gender conversion. 医療的な性別転換を要求し、それを押し進めるようになるだろうと警告しているのです。
01:51 Already, thousands of girls in Germany alone are flooding the waiting list of gender clinics because they want a sex change. 既にドイツだけでも数千人の少女が性転換を希望し、性別専門クリニックの待ち行列に殺到しています。
01:58 Why is there no open discourse on this issue or on many others? この問題、あるいは他の多くの問題に関して、なぜ開かれた議論が行われていないのでしょうか?
02:03 Why are critical voices not being heard here either? なぜここでも批判的な声が聞かれないのでしょうか?
02:06 Dr. Paul R. McHugh is Chief of Psychiatry at Johns Hopkins University Hospital in Baltimore. ポール・R・マクヒュー博士は、ボルチモアのジョンズ・ホプキンス大学病院の精神科医長です。
02:13 He regards transsexualism as a psychological perceptual disorder similar to anorexia, for example. 彼はトランスセクシュアルを、例えば拒食症と同じように、心理的な知覚の障害とみなしています。
02:21 This disorder, he says needs to be treated, not affirmed. この障害は、肯定されるのではなく、治療される必要があると言っています。
02:24 Also, the American medicine professor Lisa Littmann speaks of social contagion phenomena. また、アメリカの医学者リサ・リットマンは、社会的伝染現象について述べていますが、
02:31 However, she says the key similarity besides social contagion lies in mental illnesses such as depression or anxiety disorders; 社会的伝染以外の重要な類似点は、うつ病や不安障害などの精神的な病気にあると言います。
02:39 which most girls have been previously diagnosed with. 殆どの少女が、過去にそれらの病の診断を受けていました。
02:42 Among them are many girls who do not have an intact bond with a parents or a stable family retreat. 少女たちの中には、両親との絆や安定した家庭の隠れ家を持たない子も少なくなかったのです。
02:50 The sexual medicine specialist Aglaja Stirn speaks of a transgender hype that cannot be explained from a medical point of view. 性医学の専門家であるアグラヤ・シュティルンは、医学的な観点からは説明のつかないトランスジェンダーの誇大広告について話しています。
02:58 Renate Försterling, a gender physician in Berlin, Germany, is seeing more and more female patients; ベルリンの性科学者レナーテ・フェルスターリングの診察では、ある考えを持つ女性患者が増えています。
03:04 for whom the idea came rather spontaneously, who wanted to stand out and wanted unusual fantasy names. その考えとは、「目立ちたい」「珍しいファンタジーの名前が欲しい」という、どちらかというと自然発生的な発想のものです。
03:11 She speaks of a 10 to 20 fold increase in the number of girls in recent years who want a different body. 近年、違う体を求める女の子が10倍から20倍に増えているとのことです。
03:17 Comparable observations complement each other throughout the Western world. 欧米諸国でも同じような現象が見られます。
03:22 The fact that all these developments are not coincidental, but rather intentional is shown, for example, in a 1984 report by the Rockefeller Foundation. こうした動きが偶然ではなく意図的なものであることは、例えばロックフェラー財団の1984年の報告書に示されています。
03:32 This shows that programs to change gender roles have been in place for decades. この報告書によると、男女の役割を変えるためのプログラムが何十年にもわたって実施されてきたことがわかります。
03:37 Their intended goal is to reduce the population. その意図するところは、人口を減らすことです。
03:41 In 2010, the UN organization UN WOMAN was created for this purpose, which aims to enforce gender equality worldwide and in a universally binding manner. 2010年には、そのための国連組織「UN WOMAN」が設立され、世界的かつ普遍的な方法でジェンダー平等を実施することを目的としています。
03:51 In practice, however, this proves to be a perfidious cover for the destruction of natural gender identity. しかし実際には、これは自然な性アイデンティティの破壊のための、偽善的な隠れ蓑であることが判明しています。
03:58 Infertility and childlessness are the consequences that serve the goal of worldwide population reduction. 不妊と子供のいないことは、世界的な人口削減の目標に役立つ結果なのです。
04:06 Our politicians, knowingly or not, are also implementing plans in the area of gender mainstreaming that others have written for them. 私たちの政治家も、知ってか知らずか、他人が書いたジェンダー主流化の分野の計画を実行しています。
04:13 In doing so, they serve neither the people concerned nor the people as a whole, but a secret global agenda. そうすることで彼らは当事者でも国民全体でもなく、秘密のグローバル・アジェンダに奉仕しているのです。
04:20 This has to be exposed in its influence on politics and society has to be made transparent. これは、政治や社会への影響において、透明性を高めるために暴露されなければなりません。

和訳全文

年に一度の性別変更。「新自己決定法」の背後にいるのは誰か?

ドイツ家族省大臣リサ・パウスと法務大臣マルコ・ブシュマン博士が、6月30日に新自己決定法の要点を発表しました。同法は年内に成立する予定です。

この法律は、1980年に制定されたニューハーフ法に代わるもので、目新しい点は、年に一度、誰もが自分の意思で性別登録と名前の変更ができるようになったことです。心理学的、医学的な報告も義務づけられなくなりました。

つまり、将来的には14歳以上であれば、誰でも自己申告で性別の記載と名前を変更することができるようになるのです。

18歳未満の青少年は、これまで通り両親の承認が必要です。しかし、親の同意が得られない場合、政府はティーンエイジャーのための法的な選択肢を計画しています。

政治学者のウーヴェ・シュタインホフは、新法案の内容を詳細に研究しました。彼が発見したのは、性器に手を加える外科手術が計画に明確に含まれており、家庭裁判所を通じて両親の意思に反して強制することも可能である、ということです。

2020年6月の法律案から引用します。「親権者が同意を拒んだ場合、家庭裁判所がその同意に代わるものとする。」ホルモン治療についても同様に、親の同意も家庭裁判所の同意も必要ないことが、「改正3」で素案に明記されています。

これについては、多くの医師が批判しています。

将来、何千人ものティーンエイジャーが、安定したアイデンティティを持たず、ポケットの中の新しいIDカードに後押しされて、医療的な性別転換を要求し、それを押し進めるようになるだろうと警告しているのです。

既にドイツだけでも数千人の少女が性転換を希望し、性別専門クリニックの待ち行列に殺到しています。

この問題、あるいは他の多くの問題に関して、なぜ開かれた議論が行われていないのでしょうか?

なぜここでも批判的な声が聞かれないのでしょうか?

ポール・R・マクヒュー博士は、ボルチモアのジョンズ・ホプキンス大学病院の精神科医長です。彼はトランスセクシュアルを、例えば拒食症と同じように、心理的な知覚の障害とみなしています。この障害は、肯定されるのではなく、治療される必要があると言っています。

また、アメリカの医学者リサ・リットマンは、社会的伝染現象について述べていますが、社会的伝染以外の重要な類似点は、うつ病や不安障害などの精神的な病気にあると言います。殆どの少女が、過去にそれらの病の診断を受けていました。少女たちの中には、両親との絆や安定した家庭の隠れ家を持たない子も少なくなかったのです。

性医学の専門家であるアグラヤ・シュティルンは、医学的な観点からは説明のつかないトランスジェンダーの誇大広告について話しています。

ベルリンの性科学者レナーテ・フェルスターリングの診察では、ある考えを持つ女性患者が増えています。その考えとは、「目立ちたい」「珍しいファンタジーの名前が欲しい」という、どちらかというと自然発生的な発想のものです。近年、違う体を求める女の子が10倍から20倍に増えているとのことです。

欧米諸国でも同じような現象が見られます。

こうした動きが偶然ではなく意図的なものであることは、例えばロックフェラー財団の1984年の報告書に示されています。この報告書によると、男女の役割を変えるためのプログラムが何十年にもわたって実施されてきたことがわかります。

その意図するところは、人口を減らすことです。2010年には、そのための国連組織「UN WOMAN」が設立され、世界的かつ普遍的な方法でジェンダー平等を実施することを目的としています。

しかし実際には、これは自然な性アイデンティティの破壊のための、偽善的な隠れ蓑であることが判明しています。不妊と子供のいないことは、世界的な人口削減の目標に役立つ結果なのです。

私たちの政治家も、知ってか知らずか、他人が書いたジェンダー主流化の分野の計画を実行しています。そうすることで彼らは当事者でも国民全体でもなく、秘密のグローバル・アジェンダに奉仕しているのです。

これは、政治や社会への影響において、透明性を高めるために暴露されなければなりません。



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