チュートリアルがなければ、なかなか使えないであろう漫画漫文ツール😂 まずは、自分で使ってみてチュートリアルの構成を考えます。
今日の作業ではmmToolで作った単純な形を表示します。(モデルのダウンロードができます。リンク先を保存してご自由にお使い下さい。)
漫画漫文ノートのサンプル
絵の部分は3Dです。マウスを適当に動かしてみて下さい。
はじめに
パソコンがなかった頃に漫画家を目指していた私は、やっぱり紙に線を描いて漫画を描くのが好きです。紙の本やノートなら、画面のバッテリー残量を気にすることもないわけで。
それで、漫画ヘルパーアプリを開発する過程で、出来上がりは印刷物にすること、メインソフトは「インクスケープ」を使うことに決めました。最終的に欲しいのは2Dベクター画像です。それに向けてのヘルパー3Dの作業内容も定まってきました。複雑なリギングやアニメは不要。漫画的なデフォルメは、mmツールの助けを借りて作成した下描きに、手描きで線を加える段階でやればいい。
思いついたことを気軽にささっと描く。そして、手描きの楽しみを他の人にも伝える。今、私がやりたいのはそれです。
昔と違って今は自分の発表場所があり、オンデマンド印刷もあります。自分の本を出すことがずいぶん容易になりました。
mmToolのエッジ検出を利用して線画を得る
3Dモードで「エッジ検出」ボタンを押すと、キャンバスに表示されているものの色の違いによって境界線が描かれます。これを画面キャプチャして保存します。

画像編集アプリでいったん水色にしてから、顔や髪を描きます。これをトレースしてInkscapeで仕上げます。

モデルを作ってしまえば、横顔や正面顔、俯瞰、鳥瞰などいろいろな角度から眺めた図を描くのが簡単です。
glb形式はテクスチャやスケルトンをサポートしますので、3D作業(BlenderとmmToolの往復)でもっと作り込めば、キャラクタの下描きがいっそうラクになるはずです。